思考の連鎖~番外編~

暇すぎます。

あと一時半もここにいなければならないなんて

何もせず

パソコンに向かい

自分の頭の中を整理します

 

まじめに転職考えてます。

こんなの無理。

でも私今までばりばり稼いで地位もあったから

自分はなんでもできるって思っていたんですけど

 

パートである現在

私に社会的信用がほとんどないこと

知りました。

家も全部人の物で

年収が低い

それは私の生活がどんなに充実しても

信用にはつながっていないんです

 

社会って残酷だな...

 

 

 

 

 

 

暇な時点で全然充実してないけどな!!!!!!

 

そんな薄っぺらい信用をこれ以上損なわないように、

もう一年くらいはここでやろうとは思っています。

上司に暇すぎてつらいことも伝えよう

そうしよう。

 

 

私は時間があるとぼーっとしてしまい、

思考の大波に飲まれまくることがあります

 

 

 

その時代背景とか文化とかそれに見合った哲学とか言葉でいっぺんに表せない感情とか心の微妙な変化とか同情とか前向きな心とか…

そこに深入りしてトリップすることが多々あります。

こう言う暇なときそれにはまれると時間がすぐすぎるので

そのために文にすると少し頭がすっきりしますね

 

 

 

 

なんだか惹かれる音楽の1つに

「買い物ブギ」があります。

またかよって感じなのですが、

あの時の変な気持ちが不思議だったので残そうと思いました。

 

上手にできるかはわかりません

 

自己満なので許してください。

 

 

 

昭和25年歌っているのは笠置シヅ子さん

作曲は服部良一

笠置さんはずば抜けた歌唱力と表現力で歌謡界を賑わせます

宝塚に合格はしなかったものの、試験に出れるほどだったそうです

 

女優さんとして活躍していた黒柳徹子の番組の挿入歌としても

人気を博していたそうですね

 

 

 

 

 

 

 

 

黒柳徹子って妖怪かもな。

 

 

 

 

 

 

 

その頃には珍しい、激しく踊り狂いながら

歌を歌う表現がとっても珍しく、

戦後に至っては贅沢が敵と言われたために

派手なパフォーマンスが疎まれて隅に追いやられた経験もあるらしい

 

 

 

その一貫した性格に衝撃を受けてしまいました。

それでこの人はどんな生涯か気になり調べたところ、

めちゃめちゃポップの先駆者なのではと私は感じましたよ

 

服部良一が作る曲はブギなので、

曲のジャンルとしては全然違うのですが…

歌って聞いてる人を視覚的にも楽しませるってめちゃめちゃポップじゃやないですか?

舞台表現とかいろいろあるけど、ジャンルのことではなくてですね。

その行動がポップってことでね。

 

下駄が毎回割れるほど、踊りながら買い物ブギを歌ったそうです

 

 

編曲は笠置シヅ子も一緒になり行われ、

「ややこしややこし」とかは笠置シヅ子のアイデアらしい。

ほんとうにややこしい曲だったんですね~

 

 

 

服部良一の超大作で、曲ができた当初は5分もあったそうです

(今思うとふーんなんだけど、当時のレコードには録音しきれない長さらしい)

同じ歌詞(「おっさん」連呼するところ)

とかは落語などテンポをもとにされていたそうです

 

だから聞く人の耳に残って人気の曲になったのかなあとか。

 

 

 

これを調べていくうちに

頭の中に昭和の雰囲気が漂ってきて

レコードのブチっとした雑音と

表現力が高いと言われているのに感情のこもってないような笠置シヅ子の歌声と

それなのに踊り狂ってたっていうエピソードで

無表情でモノクロ映画みたいに体をちょこちょこ動かす顔もよく知らない笠置シヅ子が買い物ブギを聞くたんびに私の頭の中でパフォーマンスするんです!!!!!!!

キャラクターかよ!!!!!

 

人間味ゼロじゃん

 

ちょっと怖くなってきた。

 

 

 

笠置シヅ子はとてもまっすぐな方で

踊ることがつかれたと感じた途端表舞台を引退しちゃうんです

 

好きな人との間にできた子供を、

結婚せず一人で歌と踊りで稼ぎながら育てて、

表現しきれない!と思ったとたんスパッと引退。

子供ができてからも私が稼がなければ誰が稼ぐんだと言わんばかりの勢いで仕事を貫いて

 

なんか衝撃でした

 

 

生きてるって感じ。

 

 

しかも昭和の差別用語も平気歌詞に入っていた時代に。

 

 

逆境のかけらを感じさせずやるしかないからやるんだとやり切ったって

すごい…

 

この衝撃はここ2週間くらい考えさせられるくらい私の中で大きかった

 

 

 

 

仕事が暇すぎて死にそうな今の私だからこそ

ぐりぐり人生をこじ開けた笠置シヅ子が印象深いぜ。