氷川きよしの"おきゃくさま"

こんばんは。

 

こんな時間になってしました。

どんな事情があっても、1日1投稿はします。

うん。しますよ。

 

 

最近引越しをして、

自分の家に、和室とコタツができました。

明日はお休みなので

【コタツで好きなように昼寝をする】

という、世の人間たちが死ぬほど羨ましがる行為を、

なんと、平日に!やってのけるつもりです。

 

 

 

 

今日の"おきゃくさま"は、

氷川きよしさんの

"おきゃくさま"です。

 

浴衣の時期に出会った、

氷川きよしさんのファンの方でした。

小柄で、気取っていなくて

新人の私の拙い案内を、

優しく、聞いて聞いて、お返事をしてくださいました。

 

ある日、浴衣を見ていたその方に、

私は声をかけました。

以下、

"おきゃくさま"→お

たまこ→た

 

 

た「毎年、お召しになっているのですか?ニコニコ」

お「コンサートで着られたらいいねえ」

た「どんなコンサートですか?」

お「氷川きよし!!」

 

氷川きよし!!!(さん)

 

 

た『わあすごい!!

氷川きよしさんのコンサートは、

夏の時期は浴衣を着る方が多いのかあ!!!』

 

心の中で感動したのを、今でもよく覚えています。

 

た「おきゃくさまは何色をお召しになったのですか!?」

お「着たことないよ」

 

 

あれーーーーー

着たことないのかああああ

 

『なんで着たことないのかな?』

 

 

 

こう思いますね。

当然、どうしてか気になって。

聞きたい症状に苛まれます。

 

ここからが、店員さんによって様々です。

 

 

 

ちなみに浴衣は、着物屋さんにとって、

いろいろな意味があります。

買っていただけたら、そりゃとてもとても嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

ただ!!!!!!!!

プラスα頑張りたいんです。

 

提案したものを受け入れたもらいたいんです。

この気持ちを、

『買わせたらいいわけでしょ?』

と、思わないでください。

そんな単純ではないんです。

 

   

 

 

     提案したものを受け入れてもらいたい

             ↓

          自分を売りたい

             ↓

      自分のセンスに共感してもらいたい  

 

 

なんですよね〜。

『私のセンスをみてください、きっとあなたに似合うご提案させていただけます!!!!』

なんですよね〜。

 

とても簡単に行ったら、

《承認欲求》

に当たると思います。

 

この気持ちは、人によって

表現のあり方が様々です。

 

 

 

 

さあどうしますか!

 

 

 

 

その時の私の結論は、

『着ない理由を聞いて、解消して、ぜひ、おしゃれをしてほしい』

でした。

 

だって、憧れの素敵な男性の目に止まるかもしれないし、

周りのファンの方々に、羨ましがられたい!!!!

 

 

 

いろいろお聞きした結果、

なんと、ご自分で着やすいように

仕立て方を変えて、オーダーしてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

この経験は私にとって、

『販売できた』

とか、

『売り上げ作れた』

 

だけでは止まらない、経験となりました。

 

その後、営業をしていて疲れた時に、

その方のお声を聞いて元気をもらえる方となり、

私のことを支えていただける存在となりました。

疲れた時に、

 

た「氷川きよしさんには会いに行かれてますか?」

お「言ってるけど、浴衣は着てないよ!!!笑」

 

『あれええええええええええええええ????

まあいいか、この方が今日も元気だ。』

 

 

こうなるんです!

店員の心はこうなります。嘘ではありません。

 

 

 

こういう経験が、

ずっと心に残り、

数字だけではない!!と、

思わせてくれます。

 

人とお話をすることの、楽しさとは

どこにあるのか、

 

ヒントとなる経験となりました。

 

 

 

 

今日は少し、いい話でした。